フレンズでチャンドラーがジャニス(ジャニス・リットマン・ゴラルニック・ネーホーゼンスティーン)と別れるためにウソのイエメン転勤をでっち上げたエピソード。
【イエメン-イエメン通り-15番地】
まるで
【マイク・ワゾウスキ-マイクお前は助かったぞ通り-22】
に通じる感じ。
そんな住所みたいな感じの名前(?)の方(ハリエット・チェトウォド=タルボット)が活躍(?)するオハナシ。
【砂漠でサーモン・フィッシング】
ワケ判らない名前をたくさん並べてみましたが、意味は有りません。
以下ネタバレ有り。
タイトルに惹かれて観たのですが、予想通りに基本的にはノンビリと見ていられるオハナシ。
ただ、軽すぎるかな?
物足りないっていうの?
思ったほどのバカバカしさは無いです。
序盤、凄くテンポが良くて良かったです。
特にシャイフ(イエメンの大富豪)の言うトコロの信心がイスラム的な信心ではなく、【根気強く何かを信じるキモチ】を示しているのが凄く意外でした。
でも、せっかくイロイロな困難が散りばめてあるありえないプロジェクトなのに、シャイフの資金力で全てが回避されている感じで残念。
もっとジョーンズとハリエットにイロイロ困難をクリアする過程を頑張らせて欲しかった。
と、
最後の天然の鮭じゃなくて養殖の鮭を使うシーン、「養殖では理想をかなえられない」って突っぱねたシャイフ、辞職してまで養殖の使用を拒否したジョーンズ。
なのになのになのに…
急にジョーンズが根拠も無く「養殖でも遡上する」って言い出して、シャイフも受け入れる。
なんだそりゃ?
シャイフの言ってた信心ってそんなに軽いのかな?
って。
奥さんのDNAってコトバで鮭の定めを示したいンでしょうが、なんだかネ。
せめて鮭のいけすの前とかでやってくれたらもう少し説得力あったのににゃ~
養殖に切り替えるなら切り替えるで、何かもっと強い信念にあたる部分を示して欲しかった。
せっかく【信じる気持ち】を打ち出しているンだから。
その辺が残念。
ま、
お気軽に楽しめる感じで良かったです。
ゆる~い感じのオハナシを求めていらっしゃる方にはオススメです。