【ごんぎつね】じゃなくて。
落合さよりさんの【ぎんぎつね】です。
整体の受付の方が、自称【マンガソムリエ】で、夏目が好きでオシゴトが神社様に関連(やっくんときゅうちゃん)が有るならオススメです。と。
レンタルで戻ってくるの結構待ちましたさ。(人気作品?)
読みましたさ。
凄く良かったですさ。
ちょっと絵柄がうるさい感じですが(線が太いのかな?コマの中の人物比率が大きいからかな?)、ィィおはなし。
少し悲しくて…希望と成長のオハナシ。
心象表現的には夏目よりは少しだけお子様向けな感じかな?
オハナシの粗さがちょっと気になります…
粗さっていうか、速さ?もちょっとゆっくりじっくり掘り下げてィィんじゃまいか?
ゆっくり時間が流れてる感じの世界なのに、シナリオは結構速い。そこに少し違和感を覚えました。
で、
達夫さんがスゴくいい!!
達夫ヤバぃ。
そして、巻末の神道の解説が凄く勉強になります。
ボクは縁有って神社様のお仕事に関わらせて頂いていますが、ちょうどその中で感じた場としての凛とした空気感、御神事の緊張感、そして静寂、穏やかさなど…
お話に織り込んで上手に表現されているなと感じました。
丁度、稲荷神社様が舞台となっていて、お狐様がカジュアル(?)に描かれているのも素敵。
稲荷神社様のオシゴトって言うと、結構「お狐様は怖いよね?」って良く根拠の分からない敬遠があって、そ~ゆ~方のオハナシを伺っているとそれは【神聖】や【畏敬】から来るものとは違うな~って感じを受けていました。なんだろ?【畏怖】や【拒絶】に近い感覚?
なのでウチの子はカジュアル(?)です。
選挙の絡みとかで右寄りとか左寄りとか、単純な記号化で簡単にレッテル張って区分けされたりしていますが、そ~ゆ~コトを抜きにして【参拝してみる】。
日本人として忘れていたこと、何か掴めるかも知れません。
あれ?
漫画のハナシなのに、実際の神社様のハナシに摩り替わってる。
ところでところで。
ご紹介下さったの女性なので、自称は【マンガソムリエ】じゃなくて【マンガソムリエール】にすべきだよネ。
オススメ頂いて有り難うございました。